発声が未熟であることが表現を妨害する
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なるべく短く、端的な表現で今日のコラムを進めたいと思います。

テーマはタイトルのとおり「発声と音」についてです。

基礎として発声が大切な理由

声優として「声で表現」することには「発声」ができていることがひとつの条件となっています。

声優とは読んで字の如く「声が優れている人」なわけですから、鍛え上げられた声が必要なのは言うまでもありません。

発声が基礎と呼ばれる理由

発声は基礎であるということは、多くの人が理解していると思います。

これをもっと理解していただくために運動に置き換えて考えていきましょう。。

運動をするにあたって、走る、投げる、飛ぶ、という基本動作が大切になります。

さまざまな競技がありますが、その中でも「走る」というのは、すべての運動の基礎にあたるでしょう。

 

あなたは「走る」という基本動作ができますか?

健常者であれば、日常生活の中で普通に走ると思います。

では、あなたは「一流のスポーツ選手」ですか?

それはおそらくほとんどの人が「No」でしょう。

少なくともそれなりに運動できると言えるような人は、それなりに走ることができるでしょう。

 

声優という観点から見た時に「喋る」ということは基本動作です。

健常者であれば、日常生活の中で普通に喋るでしょう。

ですが、スポーツと同様、日常の喋る、声を発するということと、「プロが発声すること」「プロが喋ること」は、全く別の次元なのです。

声優になるということは、「プロになる」ということは、一般人のレベルよりも遥かに高いレベルで「発声」ができなければなりません。

発声を基礎として取り組む目的

そもそも、なぜ発声が必要なのでしょうか?

  • 大きな声を出すため?
  • 高い声を出すため?
  • さまざまな声色を使い分けるため?
  • 喉に負担のかからない声を出すため?

さまざまな捉え方があると思いますが、これらでは不十分です。

発声を基礎として鍛える大きな理由は「あなたが自由に声を出せるようになる」ことです。

大きな声を出すことも、高い声や低い声を出すことも、声色を使い分けることも、発声のゴールではありません。

「あなたが出したい音がきちんとコントロールできる」というゴールまで、鍛え続ける必要があります。

発声ができあがっていなければ、表現は減点される

あなたがどれほど素晴らしい役作りをしても、あなたがどれほど素晴らしい感情で演じて見せても、発声が未熟であれば仕事にはなりません。

発声が未熟であるがために「表現が減点される」のです。

あなたが完璧に演じたと思うシーンも、声が聞こえなければNGです。

あなたがどんなに役を理解しても、声が薄っぺらいままならNGです。

耳障りの良い声であること、セリフのメロディーラインがしっかりと取れること、聞き取りやすいこと、音にニュアンスがつけられること、そういった「音声表現」を極めていくためには発声を鍛え上げることを避けては通れません。

「いい声じゃない」のは当たり前

よく「私はいい声じゃないのですが、声優になれますか?」という質問をいただきます。

はっきり言うなら「そんな質問をしている時点で声優にはなれません」ということなのです。

一般人のあなたが「いい声じゃない」のは当たり前なのです。

さきほど運動に置き換えて考えたことを思い返してください。

プロの選手になりたいと思った時点で「うまい選手」なのでしょうか?

そうではないでしょう。

でも、それでもなりたいから、みな懸命に練習したり指導を受けたりするのです。

一般人のレベルで鍛え上げられてもいない声を「いい声じゃない」と卑下する必要はないのです。

それはただ、あなたが「鍛えていないだけ」なのですから、単に鍛えたらよいのです。

発声が未熟だから表現が伝わらない

発声の目的が「あなたが自由自在に声をコントロールすること」なのだとしたら、発声が磨かれれば磨かれるほど、あなたの表現は「相手に伝わりやすく」なっていくはずです。

あなたがセリフが棒読みであったり、感情がセリフから聞こえなかったり、「やっているつもり」で全然そのように聞こえなかったり、さまざまなダメ出しをもらうと思いますが、多くの場合「発声が未熟」というだけで片付いてしまうのです。

声は鍛えれば鍛えるほど、磨かれていくのです。

  • セリフに感情が乗らない
  • セリフが一辺倒に聞こえる
  • 棒読みである
  • 「セリフ音痴」である
  • 高い声がでない
  • 低い声がでない
  • 声が響かない
  • 大きな声がでない
  • 滑舌が悪い
  • 喉を酷使してしまう
  • マイク乗りが悪い

他にもあるでしょうが、おおよそこれらの問題は「発声」で解決されます。

最近は、レッスン生にこの点を指摘することが増えてきました。

びっくりするほど、養成所や専門学校で「発声の基礎」すらも学んでないことに驚きます。

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