
お気に入りに追加こういう人は成長するし、こういう人は成長が遅い。
ここでいう成長するというのは、「自分で考えて取り組んで自分で望んだ結果を出せる、またはそれに近づける」ようになることです。
ざっくりとした基準にはなるけれど、僕が考える基準があります。
今までは、地頭の良さという表現をしてきましたが、今回は少し言い方を変えてみました。
成長度合いを決めるのはリテラシーの高さ
リテラシーという言葉を最近よく耳にするようになりました。
情報リテラシー、ネットリテラシー、金融リテラシー…などなど、○○リテラシーという使われ方をよく見かけます。
「特定の分野における知識と理解があり、適切に判断し活用する能力」と表現すれば、わかりやすいでしょうか。
主に重要だと思われるのは「適切に判断し活用する能力」の方です。
リテラシーが低い人の例
ただたんに知識がある人は山ほどいるし、レッスンでもよく見かけます。
「それ知ってます」「前も言われたのでわかります」
そういう人は、すでにリテラシーが低いということがわかります。
知識と理解があるにも関わらず、適切に判断もできないし、それを活用することもできないからです。
一度言ったことを次から完璧にこなせとは言いませんが、少なくとも活用できるように取り組むべきなのです。
別のパターンもあります。
そう言う人は、何度言ってもリセットされたように、0に戻ってしまいます。
その瞬間は指摘されたことができるのに、次のレッスンの時にはもうできなくなっているのです。
これもまたリテラシーが低い人の傾向として見られます。
リテラシーが低い人は成長が遅い
リテラシーが低い人は、なかなか成長しません。
まず、今までの経験や知識から「自分で考える」ということができないからです。
学んだことをきちんと身につけて、次回以降、少なからず自分で取り組めるようになっていなければ、声優として仕事をしていくことは困難です。
養成所や専門学校のレッスンでも、講師はそういうポイントを見ています。
自分でどこまで取り組んでくるか。
結果としてうまくいかなくても良いのです。自分で考えて取り組んでいることが見えれば、あとはそれを積み重ねていけばいいのです。
他人へのダメ出しを活用できない
リテラシーが低い人は、他の人のダメ出しを自分に活用することができません。
レッスンでの自分の番が終わったら、そこでレッスンが終わりとばかりに、集中力が切れてしまう人もいます。
そうでなくても、他の人のレッスンを見ずに、自分のことばかりやっている人もいます。
講師の立場から言えば、ひとりひとりに多くの時間をかけられないというジレンマがあります。
そのため、別の人に指摘したことを何度も繰り返すことを避けます。
つまり、別の人が指摘されてたことを、あなた自身も聞いている前提でレッスンが進んでいます。
同じことは何度も指摘はしないので、あなたがそれに取り組んでいるようには見えなければ、多くの講師はあなたへのダメ出しをスルーしてしまいます。
あなた自身が言われたことだけを意識すればいいわけではないのです。
リテラシーの高さが成長を促す
一方、リテラシーが高いと「自分で考えて取り組んで自分で望んだ結果を出せる」ように着々と成長していきます。
以前指摘されたことを自分で実践できるように取り入れるだけでなく、他のレッスン生への指摘に関しても「この場合には、以前○○さんが指摘されてたことが使えそうだな?」といった具合に、うまく取り入れていけるのです。
それだけでなく、まったく別のところで気づいたことを「これも使えそうだから今度試してみよう」とばかりに、どんどんと吸収し、取り組めるようになっていきます。
こうなれば、あとはやるだけ。
どんどんと成長していき、リテラシーの低い人たちを引き離していくのです。
リテラシーが高い人に仕事のチャンスが巡ってくる
リテラシーの高い人は、講師やマネージャーから見ていたらわかるものです。
しっかりと取り組んで成長している人に、いつかチャンスがあれば仕事を振ろうとか、事務所に推薦しておこうとか、そういう気持ちを抱くものです。
逆にリテラシーの低い人は、仕事をお願いすることはほぼないですし、特別何かを取り計らうこともしないでしょう。
残念ながら、全員が平等の世界ではないのです。
確実に優劣をつけられ、忖度され、贔屓がある世界です。
そういう世界に来たのであれば、そういう取り組み方ができなければなりません。
リテラシーが高い人は、そういうところも含めてしっかりと取り組めていると感じられる人です。
さて、改めて考えて見てください。
あなたはリテラシーが高い人ですか?それとも…。





