演者に求められるクリエイティブ思考
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今回は、指導をしていて年々感じる「思考力」について少しお話ししたいと思います。

地頭の良さとも言えるかもしれませんが、僕はこれが一つの鍵だなと思っています。

自分で考える頭を持つこと、クリエイティブ思考をすることが、演者の「必須条件」だということです。

自分で考えなくなっている現代人

多くの学校教育や、社会に出てさえも「自分で考える」ことよりも、「指示に従う」ことを求められます。

それによってどんどんと、自分で考えるのを辞めていくのです。

先輩や上司に従わないと「何やってんだ!」と怒られ、「自分で考えろ!」と言われて自分なりにやってみたら「勝手にやるな!馬鹿野郎!」と怒鳴られる。

人から嫌われたら仕事にならないので「郷にいれば郷に従え」で、どんどん洗脳されていく。

自分で考えられない、操り人形のような「サラリーマン」の完成です。

サラリーマン思考の成れの果て

自分で考えられない「サラリーマン思考」の人は、言っていまえば「思考停止」状態です。

  • 言われたことしかやらない
  • 与えられた仕事や課題に対して工夫をしない
  • 手間で面倒なことは避ける

という状態になっています。

それは周囲から、たくさんの「〜しなければならない」というプレッシャーにさらされている結果です。

高度経済成長のように、言われたことを愚直にやって、頑張っていれば出世もしたし、仕事でも成功したのでしょうが、今はそういう時代ではありません。

あなた自身が「自分の頭で考える」ことが必要になってきます。

自分の頭で考える指導を

例えば、僕のレッスンではよく「どうしようと思ったの?」とか「なんでそうしたの?」「そうするために何ができると思う?」というような、その人自身に考えさせるような質問を多く使います。

それは「自分で考える力を養う」という必要性を指導を通じてひしひしと感じているからです。

「サラリーマン思考」に毒されている人は、この手の質問をされると途端にフリーズします。

でも、最初はそれでいいのです。

やったことがないことが、うまくできないのは当たり前。

徐々にできるようになればよいのです。

どれくらい早くできるようになりたいと、本人が思っているか、それに取り組んでいるかによって、解決までのスピードは雲泥の差になります。

演出をつけることは演技指導と呼ばない

演出をつけるというのは「このシーンはこうやって演じてほしい」とか「もっとこういう表現にして」という、表現に対する指示です。

それは演出の仕事であって、演技指導の仕事では本来ありません。

多くの専門学校や養成所では、そういった「演出」を「演技指導」としているパターンが多々あります。

つまり、そのままでは「サラリーマン思考の演者」しか育たないということです。

それでは、本来求められている「クリエイティブな思考」ができる演者には一向になれません。

結局は「指示されたことを実行するだけ」で終わってしまうのです。

もちろん、現場では「指示に従う」ということは大切なことですが、それ以上に「あなた自身で考え準備してきたもの」が何よりも重要なのです。

自分の頭で考えるために必要なもの

まず脳の基本原理から考えると、「知識」がなくてはなりません。

なぜかといえば、脳は「楽をする」ために、インプットされた情報の取捨選択をするようになっているからです。

人間の脳は休むことなく、常に働き続けています。

すべての刺激に対してすべて100%で反応していたら、あまりに膨大な量の情報に、頭がパンクしてしまいます。

そうならないように「自分にとって不要な情報」は省くようにできているのです。

その必要な情報かどうかを見極めるのが、興味と知識なのです。

ほとんどの情報をスルーしている

例えば、朝急いで駅に向かうとき、いつも通る街並みなんて、微塵も興味がわかないでしょう。

その状態では、道端に花が咲いているとか、お祭りの開催のお知らせが張られているとか、目に入っていても「処理されない」のです。

知識がないからスルーしてしまうものと、興味がないからスルーしてしまうものの2つがあります。

演技においては「知識がないから気付けない」ということが、たくさん起こります。

それはそのはずで、多くの養成所や専門学校では「演技の理論」は、ほとんど学ばないのです。

情報を処理するための「知識」を得なければ、興味だけでは「頭を働かせる」ことはできません。

解決策は興味と知識を持つこと

このコラムを読んでいる時点で、興味はあるでしょう。

そして、こうしてコラムで配信をしたり、XやYouTube、レッスンの中で「知識」を提供することきよって、僕はあなたに「クリエイティブ思考ができる声優」になってほしいのです。

それがあなたが声優として活動するために必要なことですし、「声優として生き残る」ために必要なことなのです。

僕はそもそも「知識と技術で教える演技講師」を名乗っていたんです。

お力になれることは、あると思いますよ。

まつやそーたつの演技レッスンについて

僕のレッスンの中で、あなたに足りないもの、磨いていく必要があるものは、順にお伝えしていきます。

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