
お気に入りに追加おはようございます。
声優志望が「食えない」という状況を
いかに解決するかという問題に向き合ってますが、
本当にいろいろと問題があるなと実感しています。
セミナーの内容は今ではレクチャーとして個別でお話ししているので、
興味のある方は、個別レクチャー&相談会へお申し込みください。
・すでに事務所に所属している方
・事務所を退所してフリーになった方
・いま養成所に通っている方
・養成所を卒業して進路に悩んでいる方
本当に多くの方が悩んでいるので、
少しでもお役に立てればと思っています。
自分のセリフだけ演じることの違和感
演技がうまく噛み合わない人に多くみられるのが、
「自分のセリフだけ演技する」というタイプの人です。
これが実に多い。
本人がどれだけ意識していても、
そうなってしまう場合もあります。
いくつかパターンを挙げてみましょう。
1.自分のセリフしか読んでない
まずは、演技を始めたてのころは、
そもそも自分のセリフのことを考えるだけで
いっぱいいっぱいになってしまう人が多い。
それでは演技は絶対に成立しません。
台本を渡されて自分のセリフだけマーカーを引いて、
そこだけ読むという人もいます。
自分のセリフだけを見て
- どんな言い方をしようか?
- どうやって表現しようか?
なんて考えてしまっては、うまくいきません。
2.素に戻ってしまう
自分のセリフが終わった後に、
素に戻ってしまう人がいます。
自分のセリフだけ意気揚々と演技をして、
終わった途端に「スン」と戻ってしまう。
セリフを言うたびにエンジンをかけ直して
セリフが終わったら0になる。
そういう演技をしてしまう人がいます。
素に戻ってしまったら、
その瞬間「役」は消えてしまいます。
それではうまくいきません。
3.相手のセリフを聞けない
自分のセリフだけに集中していいのは
モノローグのときだけです。
普段、会話するのと同じように、
相手がいて、初めてセリフが発せられるのです。
演技をするとき「相手のセリフを聞く」というのが
とても重要です。
ですが、多くの場合、
「相手のセリフをしっかりと聞く」というのが
うまくできないことが多い。
自分の次のセリフに意識が行きすぎてしまったり、
舞台演技だと、次の段取りのことを考えてしまったり、
マイク前だと、マイクワークに意識を取られてしまったり
アテレコだと、タイムやパク合わせに意識が向きすぎてしまいます。
最終的に、自分のセリフを言うだけで
いっぱいいっぱいになってしまうのです。
会話をすることの大切さ
セリフはただ一方的に言えばいいものではありません。
そこには相手がいて、状況があって、会話があるのです。
自分のセリフだけ読んでいても、
演技は絶対に成立しません。
そこが解決するだけで、演技のレベルは向上します。
というより、
それができて初めて演技のスタートラインなのです。
1.相手を見て、言葉を聞く
まずシンプルに「相手を見て、聞く」という方法があります。
自分のセリフを確認してしまう人や、
相手のセリフ中に休んでしまう人は
これを試してみると大きな違いが生まれます。
ただし、ただ「見て、聞く」だけなのに、
うまくいかないことがたくさんあるので、
しっかりと違いがわかる人と一緒に練習すると良いでしょう。
2.相手に全集中する
見て、聞けない人は、
意識が内向している可能性が高いです。
自分のことに意識が向きすぎているのです。
自分がどうみられるかとか、
自分がどうやって表現しようかとか、
そういう意識よりもまず、
「目の前の相手に全集中する」というのが大切です。
相手が何を言っているのか、
どんな調子で喋っているのか、
どんな表情か、どんな体勢か、
どんな関係性で生まれた言葉なのか、
そういう一つ一つにしっかりと意識を向けて
全身全霊で受け取ってください。
そうすることで、少なくとも
「相手から何かを感じる」ということができます。
その上で感じたものからセリフが返せればよいのです。
台本に書かれているのは、
「人と人との会話である」という大前提があるので、
会話を成立させる、しっかりとコミュニケーションを取る、
ということを忘れてはいけません。
それがなければ、演技が成立していないのです。
声を作ってみたり、言い方に頼りすぎていたりする人は、
まず「コミュニケーションを取る」ということに
意識を向けてみてください。




